マンション管理士試験対策:過去問解説(平成26年度/問46)

 

8259799652_98084251d7_m madrugadas dentro. by Mariane L.

 

平成27年(2015年)のマンション管理士試験が平成27年11月29日(日)午後1時から3時の予定で実施されます。

 

この資格試験は過去問(過去の試験での出題)のチェックが有効な対策と言われています。

 

実際に私も過去問を中心に追い込み勉強をして、無事に合格することができました。

 

このブログでも今年受験を予定している人のため&自分の復習のために、平成26年の問題をチェックします。

 

(問題部分の画像はクリックで拡大できます)

q46

 

問46は、マンションの管理の適正化に関する指針における長期修繕計画の策定及び見直し等に関して適切でない肢を選ぶ問題です。

 

1は、指針に、「マンションの快適な居住環境を確保し、資産価値の維持・向上を図るためには、適時適切な維持修繕を行うことが重要である。特に、経年による劣化に対応するため、あらかじめ長期修繕計画を策定し、必要な修繕積立金を積み立てておくことが必要である。」とあります。

したがって1は、「適切」となります。

 

2は、指針に、「長期修繕計画の実効性を確保するには、修繕内容、資金計画を適正かつ明確に定め、それらをマンションの区分所有者等に十分周知させることが必要である。」とあります。

したがって2は、「適切」となります。

 

3は、指針に、「建築後相当の年数を経たマンションにおいては、長期修繕計画の検討を行う際には、必要に応じ、建て替えについても視野に入れて検討することが望ましい。」とあります。

したがって3は、「適切」となります。

 

4は、指針に、「管理組合は、維持修繕を円滑かつ適切に実施するため、設計に関する図書等を保管することが重要である。また、この図書等について、区分所有者等の求めに応じ、適時閲覧できるように配慮することが望ましい。」とあります。

したがって4は、「不適切」となります。

 

問46の正解は、「肢4」となります。