管理業務主任者試験対策:過去問解説(平成26年度/問28)
Abr24 {098/365} Estudar faz parte… by Antimidia
平成27年(2015年)の管理業務主任者試験が平成27年12月6日(日)午後1時から3時の予定で実施されます。
この資格試験は過去問(過去の試験での出題)のチェックが有効な対策と言われています。
実際に私も過去問を中心に追い込み勉強をして、無事に合格することができました。
このブログでも今年受験を予定している人のため&自分の復習のために、平成26年の問題をチェックします。
(問題部分の画像はクリックで拡大できます)
問28は、建築用板ガラスを説明した肢で最も適切なものを選ぶ問題です。
1は、合わせガラスについての説明。
合わせガラスは、2枚以上の板ガラスを特殊な合成樹脂フィルムで接着したガラスのことです。飛散防止性や耐貫通性に優れています。防犯ガラスがこれに含まれます。
したがって1は、「不適切」となります。
2は、強化ガラスについての説明。
強化ガラスは、ガラスを加熱してから急冷し、耐風圧強度を高めたガラスのことです。
したがって2は、「最も適切」となります。
3は、複層ガラスについての説明。
複層ガラスは、2枚の板ガラスをスペーサーで一定の間隔に保ち、その周囲を封着剤で密閉することで内部に乾燥空気を満たしたガラスのことです。これにより、断熱効果が高まります。
したがって3は、「不適切」となります。
4は、フロート板ガラスについての説明。
フロート板ガラス(透明ガラス)は、熱を通しやすい性質があります。これに対して複層ガラスは空気層があることで熱伝導率が低くなり、熱が伝わりにくくなっています。なので、フロート板ガラスと複層ガラスの性質は同等とは言えません。
したがって4は、「不適切」となります。
問28の正解は、「肢2」となります。