管理業務主任者試験対策:過去問解説(平成26年度/問26)

 

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平成27年(2015年)の管理業務主任者試験が平成27年12月6日(日)午後1時から3時の予定で実施されます。

 

この資格試験は過去問(過去の試験での出題)のチェックが有効な対策と言われています。

 

実際に私も過去問を中心に追い込み勉強をして、無事に合格することができました。

 

このブログでも今年受験を予定している人のため&自分の復習のために、平成26年の問題をチェックします。
(問題部分の画像はクリックで拡大できます)

q26

 

問26は、配水管の洗浄方法について、最も不適切なものを選ぶ問題です。

 

配水管の洗浄方法とは、管内の付着・堆積・閉塞物を取り除く手法のことです。大別して以下の2つの方法があります。

  • 機械的洗浄方法:物理的に剥離・粉砕をして除去する。
  • 科学的洗浄方法:科学的に溶解して除去する。

 

1は、高圧洗浄法の前方噴射タイプに洗浄機能+自走機能があるかどうか。

洗浄機能に加えて自走機能があるのは「高圧洗浄法の後方噴射タイプ」です。

したがって1は、「不適切」となります。

 

2は、塩化ビニール管にスネークワイヤ法を適用すると、曲がり部分が削られてしまうのかどうか。

スネークワイヤ法は、スクリュー型やブラシ型等のヘッドが先端に取り付けられたワイヤーを排水管内に回転させながら挿入し、押し引きを繰り返しながら、管内に付着・堆積・閉塞している物質をとりの属します。

この方法を塩化ビニール管に提供すると、曲がり部分が削られる危険性があります。

したがって2は、「適切」です。

 

3は、ロッド法は敷地配水管に適用され、排水枡から器具を挿入するかどうか。

ロッド法は、主に敷地配水管に適用されます。排水枡から器具を挿入して作業します。

したがって3は、「適切」となります。

 

4は、科学的洗浄法は、機械的洗浄法のサブ的に用いるほうがよいかどうか。

科学的洗浄法は、機械的洗浄法が適用しにくい場合に用いたほうがよい洗浄法です。主に非常手段として用いられます。

したがって4は、「適切」となります。

 

問26の正解は、「肢1」となります。