平成26年度管理業務主任者試験問題[問14]過去問解説

 

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平成27年(2015年)の管理業務主任者試験が平成27年12月6日(日)午後1時から3時の予定で実施されます。

 

この資格試験は過去問(過去の試験での出題)のチェックが有効な対策と言われています。

 

実際に私も過去問を中心に追い込み勉強をして、無事に合格することができました。

 

このブログでも今年受験を予定している人のため&自分の復習のために、平成26年の問題をチェックします。
(問題部分の画像はクリックで拡大できます)

q14-1

q14-2

 

問14は、管理組合の会計の仕訳について、正しい肢を選ぶ問題です。

 

マンション管理組合の会計処理は「発生主義」が原則となります。

では、取引内容を検討していきましょう。

 

実際にお金が動いたのは「着手金1,000万円を1月29日に管理組合の普通預金口座から支払う」ところからです。

「(借方)前払金1,000万円 | (貸方)普通預金1,000万円」となります。

 

次の動きは、中間金1,000万円を2月末日に普通預金から支払っている部分。

「(借方)前払金1,000万円 | (貸方)普通預金1,000万円」となります。

 

3月25日に塗装工事が完了したので、この時点で塗装工事が発生したとして、会計に計上することになります。

「(借方)修繕費3,000万円」

 

貸方は「前払金2,000万円」と「未払金1,000万円」を同時に計上します。

 

これに当てはまるのは、「肢4」となります。