問15|管理業務主任者試験過去問解説2016年版

今年の管理業務主任者試験は、「平成28年12月4日(日)午後1時から3時」で実施されます。

当サイトでは、2015年(平成27年)の試験で出題された問題を解説して、この国家資格の受験を少しでもサポートできればと考えました。

また、試験を受けるつもりはないという人にも、マンション管理に役立つ基本的な知識を身につけるいい機会となりますので、ご一読いただければと思います。

では、本日の解説はこちら。

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問15の問題の分野と難易度

問15は、仕訳についての管理組合の会計に関する出題です。

難易度は、得点源レベルです。

問15の問題文

 

〔問 15〕 管理組合における以下の取引に関して、平成27年3月分の仕訳として最も適切なものは次のうちどれか。ただし、この管理組合の会計年度は、毎年4月1日から翌年3月31日までとし、期中の取引において、企業会計原則に基づき厳格な発生主義によって経理しているものとする。
(取 引)
平成27年3月31日に、管理組合の普通預金口座に組合員から合計1,860,000円の入金があった。入金の内訳は以下のとおりである。なお、3月分の管理費等の未収入金は、管理費80,000円、修繕積立金40,000円であった。

1 管理費入金内訳
1)平成27年2月以前分  100,000円
2)平成27年3月分    220,000円
3)平成27年4月分    920,000円
□□□□□□□□□□□□□小計  1,240,000円

2 修繕積立金入金内訳
1)平成27年2月以前分  50,000円
2)平成27年3月分    110,000円
3)平成27年4月分    460,000円
□□□□□□□□□□□□□小計  620,000円

合計 1,860,000円

 

問15の選択肢と解説

(単位:円)

1
(借 方)               (貸 方)          
普通預金    1,860,000      未収入金   150,000
未収入金     120,000      管理費収入  300,000
修繕積立金収入  150,000
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□前受金    1,380,000

2
(借 方)               (貸 方)          
普通預金    1,860,000      未収入金    150,000
管理費収入    220,000
修繕積立金収入  110,000
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□前受金    1,380,000

3
(借 方)               (貸 方)          
普通預金     480,000      未収入金    150,000
未収入金     120,000      管理費収入   300,000
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□修繕積立金収入 150,000

4
(借 方)               (貸 方)          
普通預金    1,710,000      管理費収入    300,000
未収入金     120,000      修繕積立金収入  150,000
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□前受金 1,380,000
問14と同様に、会計問題は取引の内容を順番に仕訳して、選択肢を絞り込んでいきます。

まず、借方は普通預金の186万円を計上するので、3と4は×。

2月以前の未収入金は2月末時点で15万円が借方に計上されているので、3月末時点での入金は貸方に15万円を計上します。

同様に、3月末の未収入金は管理費の8万円と修繕積立金の4万円の12万円を借方に計上します。

ここですでに、選択肢は1しかないことが判明。

貸方の管理費は22万円と未収金8万円を足した30万円を計上しなければなりません。同様に修繕積立金は11万円に未収金の4万円を足した15万円。

4月分の入金については、3月末では完了していない事項なので、合計して138万円を負債科目の貸方に前受金として計上します。

これをすべて記しているのが、肢1です。

 

問15の正解

問15の正解は、肢1となります。