問19|マンション管理士試験過去問解説2016年版

今年のマンション管理士試験は、「平成28年11月27日(日)午後1時〜3時」で実施されます。

当サイトでは、2015年(平成27年)の試験で出題された問題を解説して、この国家資格の受験を少しでもサポートできればと考えました。

また、試験を受けるつもりはないという人にも、マンション管理に役立つ基本的な知識を身につけるいい機会となりますので、ご一読いただければと思っています。

では、本日の解説はこちら。

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問19の問題の分野と難易度

問19は、敷地売却組合についての建替等円滑化法に関する出題です。

難易度は、得点源レベルです。

問19の問題文

 

〔問 19〕 マンション敷地売却組合(この問において「組合」という。)が施行するマンション敷地売却事業に関する次の記述のうち、マンションの建替え等の円滑化に関する法律の規定によれば、誤っているものはどれか。

 

問19の選択肢と解説

 

1 組合設立の認可を申請しようとするマンション敷地売却合意者は、組合の設立について、マンション敷地売却合意者の4/5以上の同意を得なければならない。

マンション敷地売却組合の設立認可の申請をするマンション敷地売却合意者が組合の設立をする場合、マンション敷地売却合意者の3/4以上の同意が必要です。なので、肢1は×。

2 マンションの一つの専有部分が数人の共有に属するときは、その数人を1人の組合員とみなす。

マンション敷地売却組合の組合員は、そのマンションの一戸が数人の共有に属するときは、共有者数人を1人の組合員とみなします。なので、肢2は○。

3 組合には、役員として、理事3人以上及び監事2人以上を置く。

この肢のとおり。なので、肢3は○。

4 組合員の数が 50人を超える組合は、総会に代わってその権限を行わせるために総代会を設けることができる。

この肢のとおり。なので、肢4は○。

問19の正解

問19の正解は、肢1となります。