管理業務主任者試験対策:過去問解説(平成26年度/問48)
平成27年(2015年)の管理業務主任者試験が平成27年12月6日(日)午後1時から3時の予定で実施されます。
この資格試験は過去問(過去の試験での出題)のチェックが有効な対策と言われています。
実際に私も過去問を中心に追い込み勉強をして、無事に合格することができました。
このブログでも今年受験を予定している人のため&自分の復習のために、平成26年の問題をチェックします。
(問題部分の画像はクリックで拡大できます)
問48は、マンション管理業者における専任の管理業務主任者について、正しい肢がいくつあるのかを選ぶ個数問題です。
アは、人の居住の用に供する独立部分の数がすべて6以上の150の管理組合から委託を受ける管理業者なので、5にんの成年者である管理業務主任者が最低限必要になります。
欠員が出て定数を満たさなくなった場合は、2週間以内に新たに専任の管理業務主任者を置かなければなりません。
したがってアは、「誤り」となります。
イは、人の居住の用に供する独立部分の数がすべて5以下の30の管理組合から委託を受ける管理業者なので、成年者である専任の管理業務主任者は1人も設置する必要はありません。
したがってイは、「正しい」となります。
ウは、人の居住の用に供する独立部分の数がすべて5以下の30の管理組合から委託を受ける管理業者が、新たに独立部分が6以上ある1の管理業務の委託を受ける場合なので、成年者である専任の管理業務主任者を1人設置しなければならなくなります。
したがってウは、「正しい」となります。
エは、人の居住の用に供する独立部分の数がすべて6以上の150の管理組合から委託を受ける管理業者で、専任の管理業務主任者となっている者は、専任の宅地建物取引士を兼務できません。
また、専任の管理業務主任者は、会社法上兼職が禁止されている監査役、また、宅地建物取引業の専任の取引主任者、建設業の専任技術者等との兼任ができません。
したがってエは、「誤り」となります。
正しい肢はイとウとなり、問48の正解は、「肢2」となります。