管理業務主任者試験対策:過去問解説(平成26年度/問33)

 

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平成27年(2015年)の管理業務主任者試験が平成27年12月6日(日)午後1時から3時の予定で実施されます。

 

この資格試験は過去問(過去の試験での出題)のチェックが有効な対策と言われています。

 

実際に私も過去問を中心に追い込み勉強をして、無事に合格することができました。

 

このブログでも今年受験を予定している人のため&自分の復習のために、平成26年の問題をチェックします。
(問題部分の画像はクリックで拡大できます)

 

 

問33は、管理組合総会に関して不適切な肢がいくつあるかという個数問題です。

 

アは、通常総会を理事長が欠席した場合に副理事長が議長を代理するかどうか。
標準管理規約では、理事長が欠けたときは、その職務を行う、としています。理事長が通常総会を欠席した場合は副理事長が理事長を代理して議長を務めることになります。
したがって1は、「適切」となります。

 

イは、1/5以上の組合員と議決権の同意で総会の招集が請求された場合、定めにしたがって開かれた総会の議長は理事長が務めるかどうか。
臨時総会の議長は、総会に出席したとされる組合員の議決権の過半数をもって、組合員のなかから選出します。
したがって2は、「不適切」となります。

 

ウは、1/5以上の組合員と議決権の同意で総会の招集が請求された場合、期間内に理事長が総会を招集しなかったときは、請求した組合員が臨時総会を招集できるが、その際の議長は出席と認められた組合員の議決権の過半数をもって組合員のなかから選出するかどうか。
組合員が招集した臨時総会の議長は、総会に出席したとされる組合員の議決権の過半数をもって、組合員のなかから選出します。
したがって3は、「適切」となります。

 

エは、総会の議事は、議長を含む出席とされる組合員の議決権の過半数で決するかどうか。
決します。
したがって4は、「適切」となります。

「不適切」はイの1つで、問33の正解は「肢1」となります。