平成26年度管理業務主任者試験問題[問19]過去問解説
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平成27年(2015年)の管理業務主任者試験が平成27年12月6日(日)午後1時から3時の予定で実施されます。
この資格試験は過去問(過去の試験での出題)のチェックが有効な対策と言われています。
実際に私も過去問を中心に追い込み勉強をして、無事に合格することができました。
このブログでも今年受験を予定している人のため&自分の復習のために、平成26年の問題をチェックします。
(問題部分の画像はクリックで拡大できます)
問19は、住戸セントラル急登方式用熱源機器に関して不適切な肢を選ぶ問題です。
1は、自然冷媒ヒートポンプ給湯器について。
自然冷媒ヒートポンプ給湯器は、冷媒として二酸化炭素を利用します。フロンは私用しません。
したがって1は、「適切」となります。
2は、潜熱回収型ガス給湯器について。
潜熱回収型ガス給湯器は、従来のガス給湯器の燃焼ガス排気部に給水管を設置し、燃焼時に熱交換して昇温(温度を上げること)してか燃焼部へ水を送って再加熱する仕組みです。
したがって2は、「適切」となります。
3は、自然冷媒ヒートポンプ給湯器のCOP(加熱効率)について。
COP(加熱効率)は、加熱量(kWh)をヒートポンプ入力電力量(kWh)で割って算出します。
ヒートポンプでは、COPの値は常に1より大きな値になります。3〜7程度が一般的です。これは、1の電気を3〜7倍の効率で稼働させたことを意味しています。
したがって3は、「不適切」となります。
4は、貯湯式の給湯設備についてのアンカーボルトの規定について。
東日本大震災で住宅などに設置されていた給湯設備の転倒災害が多発したことを受け、再発防止のため告示の一部改正がありました。
これには、給湯設備の質量に応じて、アンカーボトルの種類や本数が規定されています。
したがって4は、「適切」となります。
問19の正解は、「肢3」となります。