平成26年度管理業務主任者試験問題[問21]過去問解説

 

8677894653_1f2b7301f7_m Abr24 {098/365} Estudar faz parte… by Antimidia

 

平成27年(2015年)の管理業務主任者試験が平成27年12月6日(日)午後1時から3時の予定で実施されます。

 

この資格試験は過去問(過去の試験での出題)のチェックが有効な対策と言われています。

 

実際に私も過去問を中心に追い込み勉強をして、無事に合格することができました。

 

このブログでも今年受験を予定している人のため&自分の復習のために、平成26年の問題をチェックします。
(問題部分の画像はクリックで拡大できます)

q21

 

問21は、熱環境等について不適切なものを選ぶ問題です。

 

1は、温熱要素について。

温熱要素は、人体が感じる厚さ、寒さの感覚のことです。気温(温度)、湿度、気流(風速)、放射(周壁の輻射)の総称となります。

したがって1は、「適切」となります。

 

2は、熱貫流について。

熱貫流とは、「熱伝導」と「熱伝達」の2つの要素の総称です。熱伝導は、熱が物体の高温部から低温部に伝わる移動現象のことです。熱伝達は、熱が周囲流体から固体表面、または固体表面から周囲流体に伝わる移動現象です。

したがって2は、「不適切」となります。

 

3は、コールドドラフトについて。

コールドドラフトは、冬期に、室内に低温の気流が流れ込んだり冷たい窓ガラスに触れることによって、冷やされた冷風が室内に加工する現象のことです。

したがって3は、「適切」となります。

 

4は、露点温度について。

露点温度は、空気の温度が下がっていくときに、空気中の水蒸気の圧力が飽和水蒸気圧に達することで、凝結が始まる温度のことです。この露点温度以下になると、壁などの表面に結露が発生します。

したがって4は、「適切」となります。

 

問21の正解は、「肢2」となります。