1/13のニュース朝掘り[ニュース拾い読み]

朝の気になるニュースを拾ってみました。

オミクロン株「XBB.1.5」 米では感染力が強い傾向 WHO初期調査

なかなか収束しない新型コロナですが、またまた変異が明らかになって、それがどうやらやっかいのようす。

問題は、
1)感染力が強まっているらしい
2)免疫があっても逃れられ(て感染してしまう)らしい
という点。

重症化や、現在のワクチンの効果については、まだ十分なデータがないとのことです。

我々は、オミクロン株には慣れてきているようですが、このXBB.1.5ってヤツはオミクロンじゃないと思ったほうがいいのかな。

アナウンスの仕方にも気を配ってほしいと、いまさらながら思う次第です。

っていうか、コロナ禍に関しては政府・行政のアナウンスって、ぜんぜん進歩してないと思うんですがね。マスコミ報道の在り方とともに、検証していきたいと思います。

日米「2プラス2」“反撃能力”の効果的な運用に向け協力で一致

閣僚が外遊しているニュースが届いていましたが、「2プラス2」が開催されていたようです。

2プラス2とは?

二国間で安全保障問題について協議する閣僚級会合の通称。両国から外交担当閣僚と国防担当閣僚がそれぞれ出席するため、このようによばれる。広義には閣僚級だけでなく、次官級会合も含めることがある。二国間の外交・国防問題だけでなく、世界各地の紛争や、核、テロなど、幅広い安全保障問題について意見交換する場であり、開催は不定期で、外交・国防の重要な節目に開かれることが多い。

 日本では長らく、日本の外務大臣、防衛庁長官(現、防衛大臣)とアメリカの国務長官、国防長官が出席する日米安全保障協議委員会(日米2プラス2)のことをさしていた。その後日本政府は2007年(平成19)にオーストラリア政府、2013年にロシア政府、2014年にフランス政府とそれぞれ2プラス2を開始し、日本の安全保障問題を話し合う外交・国防交渉の枠組みが広がった。日本政府はインドネシア政府との2プラス2開催も検討している。世界では、米韓間やロシア・エジプト間など、広く開かれており、中国やインドなどの台頭による軍事バランスの変化を背景に、2プラス2の枠組みを新たにつくる国が増えている。

 日米2プラス2は1960年(昭和35)にスタートし、当初、アメリカ側の出席者は在日アメリカ大使とアメリカ太平洋軍司令官であったが、1990年(平成2)から閣僚級に格上げされた。これまで「日米防衛協力のための指針」(ガイドライン)の見直し、弾道ミサイル防衛の技術研究、テロや大量破壊兵器への対策を盛り込んだ共通戦略目標、沖縄に駐留するアメリカ軍基地の整理・縮小問題、在日アメリカ軍の再編問題などが話し合われてきた。日豪2プラス2は2007年3月の日豪首脳会談で合意した「安全保障協力に関する日豪共同声明」に基づいて発足した。日露2プラス2は、2013年4月に内閣総理大臣安倍晋三(あべしんぞう)がプーチン大統領に提案して2013年11月に実現し、互いの軍事演習へのオブザーバー参加の定例化やサイバー攻撃対策などについて協議した。両国にとって2プラス2の開始は、軍事増強を進める中国を牽制(けんせい)するねらいがある。

日本大百科全書(ニッポニカ)

今回のニュースでは、2ヵ国とは日本とアメリカ、出席したのは林外務大臣、浜田防衛大臣、ブリンケン国務長官、オースティン国防長官。ワシントンで2時間ほど会合がもたれたとのことです。

そこで議題となったのが、日本の「反撃能力」で、その「効果的運用」に向けてアメリカがバックアップすることで一致したそうです。

さらに、日米安全保障条約第5条の「アメリカの防衛義務」の範囲を、宇宙空間での攻撃にも適用するということを確認したみたいですね。防衛省が対宇宙防衛の組織改編を打ち出したことと関係しているのでしょう。

宇宙・サイバー・電磁波領域における挑戦|防衛省・自衛隊

参考
堀潤モーニングFLAG https://mcas.jp/movie.html?id=749856540
#モニフラ