区分所有法マンション全体の9割がマンション管理業協会加盟の管理会社で受託 #マンション管理

photo by San Diego Shooter

 

住宅新報のニュース記事で、マンション管理業協会に加盟している管理会社の受託数を調べた結果が報道されています。

記事はこちらから…

 

 マンション管理業協会(山根弘美理事長、会員387社)はこのほど、会員社を対象に4月1日時点で実施した「マンション管理受託動向調査」の結果概要をまとめた。申告方式よるアンケートで1987年から毎年実施しているもの。

それによると、管理受託実績があるのは379社で、その合計は10万5131棟、537万845戸となった。2012年12月末時点のマンションストックは約590万戸といわれているが、同協会会員社はその9割余を占めることになる。

 

 

 

 

マンション管理協、管理受託は537万戸 シェア9割超に (住宅新報) – Yahoo!ニュース

マンション管理業協会は、マンション管理会社の管理団体です。

 

一般社団法人 マンション管理業協会

マンション管理業の管理をしているので、こちらに登録していない管理会社はモグリになります。

 

ちなみに、管理業務主任者を管理しているのもこちらの協会。

 

この記事で「マンション」というのは、区分所有法でいうところの「マンション」で、複数の孤立性が確立された居住部分を持ち複数の所有者がいる建物、ということになります。なので、1棟オーナーのマンションは含まれません。

 

この調査では、管理会社に管理を委託する割合が9割になり、自主管理が1割であるということを示しています。

 

自主管理にも利点はありますが、マンション管理業協会という“縛り”によって業態が健全化していることを考えると、管理サービスのプロとして管理会社に管理を委託するニーズも高まっていることはうなずけます。