マンションGメンってなに?【ニュース拾い読み】

だいぶ前の記事になりますが、“マンションGメン”というサービスが始まったということで、興味があったのでチェックしていました。

このサービス、株式会社さくら事務所というところが始めたもの。この会社、マンション管理に関する調査やマンションの修繕、マンション管理組合運営のサポートサービスなどを業務としている会社のようです。

マンションGメンのサービスは、マンション内の心配や悩み事に対して、「解離会社の変更を行なわず」「ほかの管理会社に(その対応の)相見積もりを取ることなく比較が出来」て、問題解決のための提案をするサポートをしてくれる、というもののようです。

要するに、いまの管理会社が対処してくれない問題がある、どうしよう??? というときに、まずその管理会社に問題の対応をするための提案をして、それでも対応できないのであれば管理換えなどの次のStepへ進む、という予備段階の状態における打つ手を増やしてくれるサービスということになるでしょうか。

確かに、いきなり管理換えだと管理組合の負担も大きいし、相見積もりの内容も確かだとは言えません。

こうしたリスクを軽減してくれるのが、予備調査的な「マンションGメン」のサービスということになるのでしょう。

スタンダードなプランで、ひととおりのチェックをすると15万円。申し込み前に理事会への出席による説明会・カウンセリングがあるとのこと(1回まで無料、東京近郊以外では別途交通費が必要)。

詳細はこちら。

そもそも“Gメン”というのは、FBI(アメリカ連邦検察局)直属の捜査官の通称で、日本では警察官以外に捜査や摘発を行なう権限のある役人のことを呼んでいるようですね。

この“マンションGメン”、捜査権もなくて、役人(つまり公務員試験に受かっている有資格者)でもない、というところで“過剰な名称”のようでもありますが、マンション管理組合に第三者の立場でグッと踏み込んでくれる見方だと考えれば、許せちゃうかな。

あと、“メン”は“パーソン”に言い換えたいところですね。あ、言い換えるのなら、別の名称を考えたほうが良いかも。