「マンション管理会社の感染症等流行時対応ガイドライン」について

一般社団法人マンション管理業協会から新型コロナウイルス感染症に対応したマンション管理会社のガイドラインがリリースされていたので、共有したいと思います。

私が関係しているマンションでも、2月開催予定の管理組合総会が延期となったままです。

管理会社に連絡して、書面決議でもいいから総会を開催したほうがいいのではないかと考えたこともありましたが、社会状況が日に日に悪化していくなか、無理に開催しないほうがいいという考えに傾いていました。

この書面を見ると、「マンションの管理の適正化の推進に関する法律に基づく業務」と、それに必要な集会の延期が深刻な問題になりかねないのではないでしょうか。

マンション管理会社としては、管理委託契約更新のための一連の作業が滞ることで、法に定められた業務の続行が難しくなることを避ける危機管理のマニュアルになっているようです。

同様に、総会決議を経て契約に至るはずだった修繕工事などはできなくなるわけで、委任状で対応できればいいのですが、説明会などを開く必要のある議案だと、滞ってしまうのもやむなしかもしれません。

いずれにしても、組合員の安全を脅かす可能性を無視して集会を開くのは論外なので、慎重に対処したいものです。

モンスター組合員がいる管理組合では、「総会を延ばし延ばしにするのは(管理組合や管理会社の)怠慢だ」といちゃもんを付ける可能性もあるかもしれません。そうした対応の参考になる項目もありますので、一読をオススメします。

http://www.kanrikyo.or.jp/report/pdf/gyoumu/virus_20200227.pdf