マンション管理士試験対策:平成26年度[問24]過去問解説

 

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平成27年(2015年)のマンション管理士試験が平成27年11月29日(日)午後1時から3時の予定で実施されます。

 

この資格試験は過去問(過去の試験での出題)のチェックが有効な対策と言われています。

 

実際に私も過去問を中心に追い込み勉強をして、無事に合格することができました。

 

このブログでも今年受験を予定している人のため&自分の復習のために、平成26年の問題をチェックします。

 

(問題部分の画像はクリックで拡大できます)

q24

 

問24は、警備業法のついて正しい肢を選ぶ問題です。

 

1は、マンションの警備業務の委託を受けた警備会社の警備員の携帯品について。

警備業者が警備業務を行なうにあたって携帯しようとする護身用具は、原則としてその種類や企画を記載した届出書を警備業務を行なおうとする都道府県の区域を管轄する公安委員会に提出しなければなりません。これは、依頼者からの強い要望があったとしても、届け出なしにはできません。

したがって1は、「誤り」となります。

 

2は、ビルメンテナンス業者が警備業務を再委託する場合の認定について。

警備業法では、警備業を営もうとする者は、公安委員会の認定を受けなければならないと定めています。これは、その警備業務の全部を再委託する場合でも同様です。

したがって2は、「誤り」となります。

 

3は、周辺住人からの苦情に対する警備業者の対応について。

警備業者は、常に、その行なっている警備業務について、依頼者等からの苦情の適切な解決に努めなければならないと、警備業法では定めています。「依頼者等」とは、周辺住民も含まれます。

したがって3は、「正しい」となります。

 

4は、警備業者の警備員の服装について。

警備業務を行なう警備業者及び警備員は、内閣府令で定める公務員の法令に基づいて定められた制服と、色、型式または標章により、明確に識別することができる服装をもちいなければならないと警備業法で定めています。

「内閣府令で定める公務員の法令に基づいて定められた制服”とは、警察官及び海上保安官を指し、これらと「明確に識別できることができる服装」でなければならなないというわけです。

警察官とほぼ同じ服装には出来ないという意味です。

したがって4は、「誤り」となります。

 

問24の正解は、「肢3」となります。