2012年11月27日
排水口の臭い問題を解決する[マンション管理HACK]
部屋が臭いというのは、誰だっていやですよね?
自分の部屋なら原因を追求して直そうとしますが、
賃貸物件だったら致命的かも。「別の物件、見せてください」
ってなりますよね?
部屋の悪臭の原因で多いのが、排水口からの臭い。
通常は「排水トラップ」という仕組みで、下水管からの空気が
部屋に流れ込まないようにしてあります。
たとえば洗面所の洗面台の下を覗くと、こんな感じになっていることが
多いと思います。
この曲がっている部分に水を貯めて、悪臭が逆流するのを
防ごうという仕組みです。
断面図はこんな感じです。
上から流れてきた水の圧力で溜まっている水は押し出されるので、
定期的に水を流していれば、トラップは自動更新されるはずです。
この水(封水といいます)が切れると、当然のことながら、
下水管から臭気が部屋へと流れこんできます。
古い建てつけでは、このようなU字に曲がった管を使わずに
ストレート管や蛇腹のホースを取り付けたものもあったりします。
封水が溜まらない管だと、当然のことながら下水臭がどんどん
流れこんできます。
また、トラップがある管でも、排水横感への接続部分に隙間があると
そこから下水臭が流れ込んできます。
これを防止するグッズがこれです。
床下からの悪臭や害虫の侵入も防いでくれるので一石二鳥。
費用対効果も高く、日曜大工程度の手間で取り付けられるようですので、
検討してみてはいかがでしょうか。