#マンション管理計画認定制度 の #事前確認講習 を修了し、効果測定に合格しました!

2023年度のマンション管理認定制度における事前確認講習を受講し、無事に修了、受講後の効果測定に合格しました。

マンション管理認定制度とは?

日本で建てられているマンションが、適切な管理計画をもっていると行政によって認定を受けることができる、というのが、マンション管理認定制度です。

これは、2022年(令和4年)4月の「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」改正によって創設されました。

この認定を取得すると、「区分所有者(分譲マンションのオーナー)の管理への意識が高まる」「マンション管理の水準を維持したり向上させることができる」「マンションの市場における評価が上がる」「立地している地域の価値(キャップレート)の維持や向上に役立つ」「住宅金融支援機構の『フラット35』及び『マンション共用部分リフォーム融資』の金利の引下げといった優遇を受けることができる」「マンション長寿命化促進税制(固定資産税の特別措置)を受けられる」といったメリットがあります。

認定の受付は2022年4月から開始されています。なお、都道府県ごとに対応が異なりますので、立地している地域の情報をご確認ください。

雑感

制度が始まった2022年4月の情報を見逃してしまい、昨年度の講習を受けることができませんでした(反省)。

今年は忘れないようにとリマインダーなどを用意して、申し込み(受講料は有料です)。

講習はリアル会場で開催されるものと、オンラインが選べました。私はオンラインを選択。

オンライン受講のメリットは、スキマ時間で受講できる点。10〜15分程度のカリキュラムが章ごとに分かれているので、おそらくリアル会場では半日程度の受講で修了するものだと考えられます。

それに対して、オンライン受講をした私の場合は、3日程度に分けて、2時間ずつぐらいをこの講習に充てることで対応しました。こうした柔軟な受講スタイルは、兼業にとってとても助かるものだと思います。

デメリットとしては、先延ばしにしがちだったりする点。オンラインの受講期間は限られているため、ズルズルと先延ばしにしていると、せっかく受講料を払ったのに講義動画が見られなくなってしまうばかりか、効果測定も受けられなくなってしまいます。

効果測定が受けられないということは、事前確認講習を修了したとは認められないということです。

受講した内容にも盛り込まれていましたが、この制度のマンション管理士の役割はかなり重要になっていると感じたというのが、内容を把握してみての感想です。

建築物がきちんと計画どおり(設計図どおり)に建てられているかをチェックするのが建築確認だとすれば、マンション管理認定制度の事前確認は「分譲マンションの管理がきちんと行なわれているかをチェックする制度」だと言えます。

確認作業を行政の担当者が行なうのではなく、民間=マンション管理士に投げてしまおう、というのが今回の制度設計になっているようです。

それだけにマンション管理士は、より重責を担う覚悟が必要になる、ということだと思います。

私も心して、事前確認の依頼があれば対応したいと、気を引き締めて合格証を受け取りました。