政府の「こども政策対話」のモデルケースとされる岡山・奈義町とは?

岸田総理が2023年2月19日に訪問した岡山・奈義町が話題になっています。

鳥取県に近い岡山県の奈義町は、人口が5700人余り。

しかし、「移住や子育てへの支援を充実させることなどによって、令和元年の合計特殊出生率が2.95と、全国でもトップクラスの高さ」なのです。

この話題については、すでに各メディアで取り上げられていました。

奈義町の主な子育て支援策

  • 高校生まで医療費自己負担なし
  • 高校生の就学支援(13万5000円/年)
  • ひとり親支援(中学3年まで、5万4000円/年)
  • 在宅育児支援(1万5000円/月)
  • 奨学金、町内居住で半額返済免除
  • 小中高の教育教材費無償
  • アドバイザー配置のつどいの広場開設
  • 一時預かりの子育てサポート
  • 保護者当番制の自主保育

こうして眺めても、かなりかゆいところに手が届く施策になっていると思われます。

モデルケースにするからには、財源とともに各地へどのようなカスタマイズが可能なのかというのりしろのある判断が求められるのではないでしょうか。