管理組合の交流会は実例が飛び交う格好のマンション管理ノウハウを養う場として注目されている #マンション管理

YOMIURI ONLINEの記事に「管理組合、交流会で共に情報交換」というものがありました。

記事では…

横浜市で行なわれている区ごとのマンション管理組合交流会の1つ、金沢区で行なわれていた会合の様子を紹介。「活発な情報交換が行われた」と記しています。

管理組合、交流会で共に情報交換 : マンション快適ライフ : ホームガイド : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
マンションの管理組合同士が情報交換をする交流会が各地で開かれている。ふだん、他の管理組合の活動内容を知る機会はあまりない。交流を通し、管理会社の対応や修繕工事の進め方が比較でき、運営の参考になるようだ。 …

私もこの横浜市の交流会に参加しています。

最初は「交流会」ということで、あまり効果的なノウハウは聞くことができないのではとタカを括っていたのですが、どうしてどうして。

もちろん、個数や棟数の違いなどで必ずしもドンピシャと役立つ話ばかりではありませんが、実際に起きた事象を共有する場であるだけに、学びがとても多い会合だと思います。

日曜日の朝から9時半から2時間ということで、ちょっと宵っ張りの私としては参加するのに気力が必要なのですが、起きるモチベーションを与えてくれる有意義なイヴェントの1つになっています。

座長は用意などの負担も少なくないと思うのですが、毎月定期的に開催してくれることも習慣化できて助かっています。

私の地区では参加者も増加傾向で、この会合の意義が広がりつつあり、かつマンションで困っている人が顕在化してきている現われでもあるように感じます。

行政では「無料相談」という窓口も用意していることが多いのですが、なによりもまず「なにが問題なのか」が把握できないところから始まるというのがマンション管理の厄介なところでもあります。

専門的なことはもちろん、ご近所のお付き合いといったマンションという形態ならではのコミュニケーションの難しさが引き起こすトラブルなど、正解のない事例も多いのがこの分野です。

いろいろな生きた事例を見聞きできるだけでなく、役員を任されて不安や不快な体験をしている人も多いようですので、苦労話を共有するだけでもストレスの解消になるという波及効果もあるようです。

私は区役所に問い合わせをしてこの交流会のことを知りました。興味のある人は、行政の窓口に問い合わせてみてはいかがでしょうか。