1/23のニュース朝掘り

朝の気になるニュースを拾ってみました。

デフリンピックが2025年に東京で開催されます

デフリンピックとは、デフ+オリンピックのこと。デフ(Deaf)とは、英語で「耳が聞こえない」という意味です。デフリンピックは国際的な「ろう者のためのオリンピック」なのです。オリンピックと同じように4年に1度、夏季大会と冬季大会がそれぞれ開かれます。ルールはオリンピックとほぼ同じですが、耳の聞こえない人のために様々な工夫がされています。 初めて開かれたのは1924年のフランスでの夏の大会で、2022年には第24回目の大会がブラジルのカシアス・ド・スルで行われました。今回、日本初の東京開催が決まった2025年は第25回大会で、100周年に当たります。

2025年11月15日から26日という日程で、駒沢オリンピック公園総合運動場などを会場にデフリンピックが開催されます。

競技は全部で21。「陸上、サッカー、卓球、バレーボール、バスケットボール、ハンドボール、バドミントン、レスリング(フリースタイル)、レスリング(グレコローマン)、空手、柔道、テコンドー、水泳、テニス、ビーチバレー、自転車競技(ロード)、自転車競技(MTB)、ボウリング、ゴルフ、オリエンテーリング、射撃」というラインナップです。

東京開催決定のニュースは2022年11月15日付けで発信されていましたが、ほとんどメディアでは取り上げられていなかったと思います。

ボクが知ったのはMXテレビ「堀潤モーニングFLAG」の1/23放送分でのこと。

小池都知事が1/22に都内で行なわれたバレーボールの国内リーグ「Vリーグ」の試合での始球式を報じるニュースと併せて、デフリンピック開催に触れたことによります。

決定から1ヵ月ほどほとんどメディアに取り上げられることなく沈んでいたニュース。

インターネットで検索しても、なぜか関西のテレビが始球式とともに取り上げているのが散見されるだけで、東京のメディアのほとんどはスルー。

都知事は開催地のトップとして(人寄せパンダとしての)責務を果たしたことになるのだと思いますが、こうした広報活動の大切さと、プライオリティの低さをどうやって上げるか(認知度向上への施策)について考えさせられるニュースでした。

電子処方箋の運用が1月26日から始まります

医療方面でのDX化施策がいろいろと進められようとしていますが(マイナンバーカードと健康保険証の一体化など)、電子処方箋の運用がいよいよスタートします。

あくまでも一斉にというわけではなく、システム導入が完了した医療機関や薬局から、という条件付き。

Voicyの「ながら日経」で取り上げていた日本経済新聞の記事では、「取り扱いに必要な資格を取得した医師と薬剤師は1割程度にとどまる」と報じています。

記事では「資格取得に関する政府の姿勢があいまいなことが足を引っ張る」と指摘していますが、おそらくシステム導入の補助や保険点数などインセンティヴの面で魅力がないという判断、あるいは提供側の体力がないという事情が影響しているのではないでしょうか。

お薬手帳の電子化も、少なくともボクの環境ではまだまだ先の話のようですし、道のりは遠そうだというのが実感。

来週は定期検診のために病院を訪れる予定がありますので、状況に変化があるかどうかを見てきたいと思います。