2013年5月18日
マンション管理業者のハイネス管理(株)監督処分受ける #マンション管理
photo by kirainet
管理組合に関係する事件は、殺人とか立て篭もりのような派手なものでないとなかなか一般紙やテレビニュースで取り上げられません。
しかし、管理組合にとっては重大事件に変わりはありません。
ということで、ニュースをチェックして、共有したいと思います。
この記事は、3月13日付で以下の処分がされたことを報じたものです。
国土交通省関東地方整備局長は13日、ハイネス管理(株)のマンションの管理の適正化の推進に関する法律違反について、同社に対し、マンション管理適正化法に基づく監督処分を下記のとおり行った。
どういう犯罪だったのかといえば…。
被処分者が管理業務を受託している複数の管理組合において、被処分者の元社員が管理組合財産を着服し、当該管理組合に損害を与えた。
このことは、マンションの管理の適正化の推進に関する法律第81条第1号に該当するものである。
これはマンション管理適正化法に基づいた、雇用責任を問う処分ということです。
該当の元社員がどのような処分を受けているのかは不明。
でも、元社員が行なったことは「泥棒」ですね。
一部の不良分子が全体の信用を毀損するということはよく言われますが、雇用者を含めて是正していかないと抑止力にはならないので、該当管理会社は体制を見直していただきたいものです。
心配なのは、これで管理替えが加速することでしょう。そうなると、経営が苦しくなり、どこかに吸収されることも考えられます。