適正な管理が行なわれているマンションの損害保険を割り引いてくれるという真っ当な話がようやく実現するという件

 

「日刊建設工業新聞」に「マンション火災保険料-メンテ良好なら割引/日新火災が日管連と提携、7月発売」という見出しの記事がありました。

 

4582746742_bd78e2dfcb_m photo by B.Riordan.

 

記事では、日新火災海上保険が日本マンション管理士会連合会と提携し、マンション管理士の診断をもとに設定した保険料で契約を行なうという新商品を7月に発売するとか。

 

対象はマンションの共用部分にかけられる、いわゆるマンション保険。

 

すでにどの管理組合でも問題になっていると思うのですが、この数年でマンション管理組合が加入する損害保険は軒並み保険料の値上げが行なわれています。

 

 

私も苦肉の策で契約期間を残して解約、保険料の値上げ前に複数年契約をするというような荒技で切り抜けたことが何度かありました。

 

マンション保険は管理組合のマストな業務なので、放置していてはいけません。契約を把握し、フロントさんに問い合わせてもらって保険金を含めた内容が変わるタイミングを知ったうえで対処しなければなりません。

 

納める保険金額はけっこう大きいですからね。

 

 

この新商品、マンション管理士が管理状況を調査して点数化をして、その結果によって保険料を下げて契約できるようになるそうです。

 

管理組合で借り入れをしなければならない状況も考えると、やはり管理組合運営が適切に行なわれていることが重要になりますね。