南京錠タイプのキーで共有スペースの施錠や管理の負担が軽減できる可能性あり #マンション管理

日刊工業新聞の記事に、簡易ロックの紹介がありました。

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南京錠型簡易ロック – 彩々新製品 – 日刊工業新聞 Business Line
ガードロック(大阪府豊中市、南完治社長、06・6152・1830)は、南京錠タイプの「物件管理ロック=写真」を発売した。通常の鍵を使用せずに同製品でマンションなどの空き室を施錠すれば、不動産会社が物件案内の際に大家の所へ鍵を取りに行く手間が省け、複数の物件巡りが効率的にできる。価格は6200円。 …

記事では、専有部分の空室にこのキーを使用すれば、不動産仲介業者がいちいち鍵を取りに来たり管理しなくて済むとしています。

この手の商品では、鍵自体を保管するボックスをドアノブに取り付けるタイプなどがありましたが、南京錠自体でドアの開閉ができて、しかも取り外しが簡単というものは斬新です。

また、利用シーンとしては、私も空室への賃借希望者の案内に利用するものだと考えていました。

しかし、これなら共有スペースの出入りを管理するための鍵としても流用できるのではないでしょうか。

集会室や物置小屋など、管理組合で管理しなければならない部屋が多いマンションもあります。

それぞれに鍵があると、それを管理するだけでもひと苦労です。ましてや紛失したりすると、鍵開けと再設置で費用もかかってしまいます。

共有スペースであれば、人の出入りを制限すればほぼ目的は達成できるはずです。盗難の心配がないのであれば、侵入のハードルを上げておくだけで効果があるということです。

6200円で鍵がかかっているという安心を得ることができて、管理の負担が減らせるのであれば、導入を検討してもいいのではないでしょうか。

私は、閂式の屋上の格子扉に導入できないか、検討してみるつもりです。