中古マンション購入を考えている人の内見のための予習の手引きを「熱風」の編集後記にで見つけてしまった件 [読書メモ]

定期購読しているスタジオジブリのフリーマガジン「熱風」2022年7月の編集後記で、(き)氏が近況として中古マンションの内見に凝っていることについて述べている内容がとても参考になるので書きとめておくことにした。

まずは、不動産情報サイトの回遊で情報集め。

「これは!」と思った物件を見つけると、すぐに不動産業者に問い合わせをするのではなく、管理会社と施行会社をメモ。ここがポイント。

そして、その会社の過去20年以内の主だった不祥事をネットでリサーチ。

同時に、マンションのレビューサイトで投稿をチェックし、かつ、売買履歴と価格変動の推移を調べて、ようやく不動産業者に連絡。

しかし、購入に向けての話を進める前に、長期修繕計画書を取ってもらい、それらを検討したうえでひとまず合格点であれば、ようやく内見を申し込む──というもの。

いや〜、私が言うのも憚られますが、一応キャップレート年間収支計算などの投資指標の出し方をセミナー通いでマスターし、マンションは管理を買えと言われたのでマンション管理士の資格を取得した立場で申し上げると、「完璧です!」です(笑)。

取得しづらい情報もありますが、慣れてくればネットのあちらこちらを引っくり返して、目星をつけた物件についてホームズばりの推理を展開できるようになるはず。

VR内見も含めれば、部屋に居ながらに絞ることも可能な、便利な世のなかですが、やっぱり住まいはリアルな世界なので、実際に行かないと得られない情報も多いのは確か。

楽しいからといって推理に酔って人生最大の買い物をしちゃダメ、ということも申し添えておかないといけませんけどね。