PTAのlCT化に倣ってマンション管理組合の運営も合理化できるのではないでしょうか

千葉・流山の小学校で、児童の登校を見守る「旗振り当番」のlCT化による改革の成功事例を紹介した記事。

流山の住みやすさや子育てのしやすさはいろいろと話題になってますが、こうした当事者の声が反映されていることで実績を積んでいることがわかります。

all aboutでは継続的にPTA問題を取り上げています。それだけ「関心が高いけれど声を上げにくい」問題なのかもしれません。

自分の子どものためにガマンをすれば波風は立たないし、年度替わりや卒業でお役御免だから、根本的な解決に取り組もうという気になりにくいという意見ももっともだと思います。

ただ、デジタルツールが飛躍的に進化している現在、ひと昔前までの慣習的なシステム論は手放すべき時期に来ていると思います。

この問題は、マンション管理組合の運営に共通するものがあると感じました。

コロナ禍直前までリアル集会しか認めなかったマンション管理組合運営が、あっという間にオンライン参加を許可するところまで来ています。

生活が多様化し、旧来の運営では不便だという声は少なくありません。それが原因で役員の成り手不足が恒久化しているのも事実。

であれば、無駄や手間を省いて、参加のハードルを下げる配慮が求められるのが、いまのマンション管理組合運営ではないかと思うのです。