「マンション管理業協会」へ 管理協、名称変更でHPも刷新

4/1付で、高層住宅管理業協会がマンション管理業協会という名前に変わりました。

一般のマンション所有者にとってはあまり馴染みのない団体だと思いますが、実は管理会社を統括する重要な協会です。

それまでの名称が、なにを意味しているのかよくわからないということで、念願の名称変更となったということを、管理業務主任者登録実務講習を受けたときに聞きました。

 高層住宅管理業協会は4月1日、『マンション管理業協会』へ名称を変更する。
 これに伴い、内部機関であるマンション保全診断センターの名称を『技術センター』と改めるほか、協会のウェブサイトを刷新する。閲覧のターゲット層を「マンション住民や管理組合」と明確化し、居住マナーや管理組合運営にまつわるQ&Aといったコンテンツを新設する。

こちらは住宅新報のリリース記事です。

ウェブサイトを刷新するとありましたので、どんなものか見て見ました。

マンション管理業協会ホームページ

ホーム(トップページ)にはドカーンと特集企画へのリンクやピックアップと題したコーナーへのリンクが張られていて、だいぶ親しみやすくはなっているようです。

前にこのサイトを見たのは、管理業務主任者の試験を受けるときに試験日時を確認するためだったりして、よく覚えてません。あまり印象に残らないサイトだったんでしょう(笑)。

しかし、新しくしたというサイトは、管理会社という一部の業界に絞った情報発信に限らず、広く一般的に広報しようという「意思」を感じる作りになっているようです。

私自身、高住協は管理会社側、管理組合はマンション管理士=マンション管理センターという対立図式があったのですが、管理業務主任者の試験に合格して高住協(当時、現在はマンション管理業協会)が主催する登録実務講習を受けるなど、その活動に触れた感想を申し上げれば、これは敵と味方ではないぞ、ということです。

お互いに、マンション居住環境をよくしようという政府の方針に基づいて精進し、保管し合う関係を築こうという機運が高まっていることを感じます。

正直に申し上げて、技術的なバックグラウンド(すなわち建設業や管理実績)を有するマンション管理業協会はマンション管理センターに比べてデータベースの厚みが違うというのが実感です。実際に実習を受けた感想は、「マンション管理士は試験が難しいと言われているが、資格のアフターケアなどの点では、管理業務主任者に負けている」と思います。

これからは、当ブログでもマンション管理業協会からの情報をチェックして、共有していきたいと思います。