横浜市南区のマンションで貯金を活用した建て替え計画が進行中

 

横浜市が創設した促進事業を使ったマンション建て替えがようやく始まったというニュース。

 

横浜市のマンション建て替え補助 制度開始12年で初利用|カナロコ

 

横浜市では、居住環境の維持向上を目的にした新事業を展開していますが、マンションの管理から再生までその内容は多岐にわたっています。

例えばマンション管理に関する相談窓口の設置、街づくりの専門家の派遣、共用部分のバリアフリー化工事の補助金などなど。

この中に建て替え促進事業というのもありましたが、2006年の創設以来、利用されることがなかったそうです。

この制度は、マンション建て替え時に自己負担が発生する管理組合などに対して、設計費や工事費の一部を助成するというもの。

解体費用に対しては2000万円、本体工事には一戸あたり100万円を上限とする、という内容のものです。

しかし、建て替え自体に大きなハードルがあるため、これまで利用されなかったということでした。

この度、初めてこの制度を利用するマンションは、横浜南区にある築50年の物件とのこと。

モデルケースとして注目されているようなので、追って詳細も報道されると思います。

続報が出たら、また取り上げたいと思います。