2015年6月13日
外国人マンションオーナーの増加とマンション管理の課題
No hay nada de nada by Dithedy
1980年代のバブル時期には、日本からの投資でマンハッタン島が買い占められるのではないかという噂もありました。
この5年ほどでは、アジア地域からの日本の不動産への投資がなにかと話題になっています。
この記事のように、中国系のオーナーが増えているのは、都心のマンション管理の状況でも顕著に感じています。
先日も管理会社からの電話で、隣接のマンションからの落下物があったとの報告に対して、管理会社かオーナーに対して注意してもらうように言ったところ、管理会社はなく、オーナーは中国にいて連絡がつかないといったエピソードがありました。
隣の問題ばかりでなく、管理組合内でも外国人オーナーが増えているのは実感があります。管理会社の担当者も、手こずるケースがあるようです。あちらの常識で押し通そうとすることもあるようですからね。
そういえば、管理費滞納で支払い命令の裁判になった組合員で、外国籍の人がいました。私が原告だったので簡易裁判所に出廷しましたが、本人は出廷せず、意味不明の陳述書を出していて、裁判長も困った顔をしていたのを覚えています。
オリンピックに向けて、このような海外からの投資もますます増えることが予想されます。
管理組合活動では多国籍を前提としたコミュニケーションスキルを磨く必要性も増してくるようですね。