ナイジェリアのオイルマネーの矛盾を打破しようとするEV起業[ニュース拾い読み]

ナイジェリアのムスタファ・ガジボさんが電気自動車(EV)のスタートアップを立ち上げた経緯を伝える記事。

ナイジェリアがアフリカ最大の産油国だったんですね。勉強になりました。

ところが、国内のガソリンにまつわる状況は、安定供給されていないために長い列に並ばなければならなかったり、バスの運賃が突然高くなったりと、とても最大産油国の恩恵を受けているとは言えないものなのだそうです。

そこでムスタファ・ガジボさんは、EVに舵を切ろうと決断したわけです。

アフリカの経済支援、EV開発と聞けば、思い浮かぶのが中国の影。

ガジボさんはテスラを意識していると記事中にありましたが、私はコスト競争や国から援助などトータルな面でもっとチャイナ勢への対策を講じておかないとヤバイんじゃないの
かなと、心配になってしまいます。

同時に、日本の海外支援としても、EVの技術提携を考えるうえでも、日本側の出遅れを意識せざるをえない記事でした。