アメリカで同性婚の権利を守る法制化に大統領署名

バイデン米大統領が12月13日に、同性婚の権利を連邦レベルで擁護できるようにする法案に署名して、その法案が成立したというニュースがありました。

アメリカでは、2015年に連邦最高裁が同性婚の権利を認める判断を出して、同性婚が合法となっていました。

ところが、トランプ大統領当時に最高裁判事が入れ替えられ、保守の判事が半数以上になります。これにより、同性婚が最高裁で覆される事態が懸念されていました。

これに対抗するように、バイデン大統領が法案に署名したもので、最高裁による同性婚への判決が覆されても権利が守られるようになった、ということだそうです。

政争の具になった感は否めませんが、勝ち負けではなく当然の権利として浸透し、常識となるのを待つしかないのかもしれません。