管理業務主任者の登録実務講習に向けて

先日合格通知が届いた管理業務主任者資格。

これだけでは登録されず、いまの状態では高層住宅管理業協会が主催した試験に合格した「資格試験ゲット」状態です。

これを、管理業務主任者として登録してようやく、国家資格としての管理業務主任者と認められるわけです。

登録をしない状態では、重要事項の説明や管理業務報告など法で定められた一定の業務を行なうことができません。

 

私は現時点で管理組合の業務などは行なっていますが、管理会社の業務委託などを受けているわけではありません。

しかし、管理会社側の視点からも管理組合運営に対してアドバイスができるようにと、管理業務主任者試験をうけることにしました。

なので、管理会社に務める予定はありませんが、登録もしようと考えました。

 

登録には2年以上の管理業務経験が必要になります。それがない人については、登録実務講習が必要となります。このあたりは宅建と同様ですね。

なので、登録実務講習を申し込むことにしました。

2日間、朝9時から夜7時(2日目は6時)まで、みっちりと講習を受けて、試験をパスしなければなりません。

 

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申し込んでから数週間、一昨日の午後に高層住宅管理業協会からこんな荷物が届きました。

 

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なかにはこんな分厚いテキストが……。

なるほど、2日間の講習だから、これくらいのボリュームが必要なんですね。こりゃあ、手強そうだ。

 

マンション管理士については、申請すればお金を振り込むだけで登録できました。管理業務主任者のほうが易しいようなイメージが資格試験マニアのあいだでは流布しているようですが、考えてみればこちらは実務で法的な制限を有する資格。

なので、試験合格の後もちゃんと実務に即した対応ができるようにという、ハードルを上げてくれているんだと思います。

マンション管理士を取得して「管理会社に努めていないから管理業務主任者試験はいいや」と考えている人も多いようですが、ブラッシュアップするためにも、より実務的な管理業務主任者の登録は、マンション管理士にとって有益になると思った次第です。

では、がんばって講習を受けてくることにします!(ってまだ来月のことですが……)