マイナンバーカードの交付はいまのところ2015年11月にしていなければダメらしい件
すでに過去の話題だと思われている方もいらっしゃるのではないかと思いますが、運用はようやくこれから、というのがマイナンバー。
年明けしばらくして、近所の区役所のホールに囲いができて、なんだろうと思っていたら、「マイナンバーカード臨時交付窓口」なるものでした。
2015年11月ぐらいから、マイナンバー制度の前触れとなる「通知カード」が書留で送られるようになり、「もう来た!」「まだ来ない!」と騒いでいたことが思い出されます。
さて、そのときに、通知カードに同封されていた「個人カード交付申請書」によって申し込むと、証明書として使用できるというマイナンバーカードが交付されるというもの。
「申し込んでも3年ぐらいは交付に時間がかかるらしい」という噂が流れるぐらい、手続きがバタバタしていたようなのですが、表向きは新成分について交付を始めたことになっているようです。
ただし、役所のホームページを覗いてみると、11月に申請していないと「交付しますよ」という通知はほぼ届いていないらしいですね。システムが長期にわたって不安定であることが原因だとか。
いまさらですが、マイナンバーってなんだっけという方のために、NHKでかなり詳細に解説しているサイトがありましたので、リンクを貼っておきます。
なぜマイナンバーはややこしいのか?
マイナンバーがややこしくてわからないという人が多いのは、実はこの呼び名のなかに4つのシステムを押し込んでやろうとしているからではないかと思われます。
4つとは
- カード(通知カード)
- 個人番号カード
- 公的個人認証
- マイナポータル
昨年(2015年)11月ぐらいから書留で届いていたのが通知カードで、ここに記載されている番号がこの制度を利用するために必要な、国民1人1人ずつに割り振られたというもの。
2番目の「番号カード」が、前段で触れた交付の始まった「マイナンバーカード」ですね。こうやって呼び方も統一されていないため、余計に混乱を招いているのではないでしょうか。
公的個人認証サービスがスタートすると、少しはマイナンバーの恩恵にもあずかることができるのかもしれませんが、いまはまだ「カードをゲットできたかできないか」というレベル。ポケモンとか遊戯王じゃないんだから……。
ということで、マイナンバーについて勉強できそうなサイトを探してみましたので、興味が湧いた方はリンク先を見てみてください。
自分の恩恵はさておき、事業をしていると人様のマイナンバーも管理しなければならなくなります。「面倒だなぁ」とか「そんなの知らないよ」と言っても免れられませんので、時間のあるときに基礎知識だけでもおさらいしておくといいかもしれませんよ。
参照
マイナンバー、ありがちな8つの誤解と対処法 一般編|IT Prl Active
マイナンバー、ありがちな8つの誤解と対処法 企業編|IT Prl Active
スッキリ分かる! マイナンバー制度を支える4つの仕組み|IT Prl Active