管理業務主任者試験対策:過去問解説(平成26年度/問46)

 

2112831980_6cebc48635_m [no title] by LoneWolf87

 

平成27年(2015年)の管理業務主任者試験が平成27年12月6日(日)午後1時から3時の予定で実施されます。

 

この資格試験は過去問(過去の試験での出題)のチェックが有効な対策と言われています。

 

実際に私も過去問を中心に追い込み勉強をして、無事に合格することができました。

 

このブログでも今年受験を予定している人のため&自分の復習のために、平成26年の問題をチェックします。
(問題部分の画像はクリックで拡大できます)

q46

 

問46は、マンションの管理の適正化に関する指針について、最も不適切な肢を選ぶ問題です。

 

1は、マンションの設計に関する図書等について。

指針には、「管理組合がマンションの維持修繕を円滑かつ適切に実施するため、設計に関する図書等を保管することが重要であり、この図書等について、区分所有者等の求めに応じ、適時閲覧できるように配慮することが望ましい。」とあります。

したがって1は、「最も不適切」となります。

 

2は、管理組合のあり方について。

指針には、「マンションの管理の主体は、区分所有者等で構成される管理組合であり、管理組合は、マンションの区分所有者等の意見が十分に反映されるよう、適正な運営を行うことが重要である。」とあります。

したがって2は、「適切」となります。

 

3は、マンション管理組合の帳票類について。

指針には、「管理組合の経理において、管理組合の管理者等は、必要な帳票類「作成してこれを保管するとともに、区分所有者等の請求があったときは、これを速やかに開示することにより、経理の透明性を確保する必要がある。」とあります。

したがって3は、「適切」となります。

 

4は、マンションの管理規約や細則の違反行為について。

指針には、「管理規約または使用細則等に違反する行為があった場合、管理組合の管理者等は、その是正のため、必要な勧告、指示等を行うとともに、法令等に則り、その是正または排除を求める措置をとることが重要である。」とあります。

したがって4は、「適切」となります。

 

問46の正解は、「肢1」となります。