管理業務主任者試験対策:過去問解説(平成26年度/問47)

 

2112831980_6cebc48635_m [no title] by LoneWolf87

 

平成27年(2015年)の管理業務主任者試験が平成27年12月6日(日)午後1時から3時の予定で実施されます。

 

この資格試験は過去問(過去の試験での出題)のチェックが有効な対策と言われています。

 

実際に私も過去問を中心に追い込み勉強をして、無事に合格することができました。

 

このブログでも今年受験を予定している人のため&自分の復習のために、平成26年の問題をチェックします。
(問題部分の画像はクリックで拡大できます)

q47

 

問47は、マンション適正化法について、誤っている肢を選ぶ問題です。

 

1は、付属施設に関するもの。

マンション適正化法では、マンションを次のように規定しています。

1)2以上の区分所有者が存する建物で人の居住の用に供する専有部分のあるもの並びにその敷地及び付属施設。

2)1団地内の土地または付属施設(これに関する権利を含む)が当該団地内にある1)の建物を含む数棟の建物の所有者(専有部分のある建物にあっては、区分所有者)の共有に属する場合における当該土地及び付属施設。

2人以上の区分所有者が居住している専有部分のある建物及びその敷地のほかに、駐車場、ゴミ集積所等の付属施設もマンションに含まれます。

したがって1は、「正しい」となります。

 

2は、事務所や店舗が混在する状態について。

複数の事務所及び店舗等と1の住居がどうかではなく、2人以上の区分所有者が存在すれば、マンションに含まれます。

したがって2は、「正しい」となります。

 

3は、所有者の数に関するもの。

所有者等が1にんであれば、その建物及び敷地はマンションには含まれません。

したがって3は、「誤り」となります。

 

4は、数棟の建物の所有者の共有に属する土地について。

1団地内において、2人以上の区分所有者が存する建物で人の居住の用に供する専有部分のあるものを含む、数棟の建物の所有者の共有に属する土地は、マンションに含まれます。

したがって4は、「正しい」となります。

 

問47の正解は、「肢3」となります。