マンション管理士試験対策:過去問解説(平成26年度/問34)

 
8259799652_98084251d7_m madrugadas dentro. by Mariane L.

 

平成27年(2015年)のマンション管理士試験が平成27年11月29日(日)午後1時から3時の予定で実施されます。

 

この資格試験は過去問(過去の試験での出題)のチェックが有効な対策と言われています。

 

実際に私も過去問を中心に追い込み勉強をして、無事に合格することができました。

 

このブログでも今年受験を予定している人のため&自分の復習のために、平成26年の問題をチェックします。

 

(問題部分の画像はクリックで拡大できます)

 

 

 

問34は、マンション管理組合の前年度との比較貸借対照表で、「収支報告書に計上されている当期収支差額が210千円だった場合」の適当な数字の組み合わせの肢を選ぶ問題です。

 

設問から、資金の範囲が現金預金、未収金、前払金、未払金、前受金となっているので、貸借対照表の資金外の取引はないものとわかります。

 

平成25年度の正味財産額(500千円)は、当期収支差額(210千円)に平成24年度の正味財産額(B)を加えたものなので、500千円-210千円=290千円がBに入ります。

 

B+30千円+20千円=Cなので、Cは340千円。

 

200千円+A+30千円=340千円となるので、Aは110千円。

 

Aは110千円、Bが290千円、Cが340千円となり、問34の正解は「肢3」となります。

 

ポイントは、前年度の正味財産額に当期の収支差額を足すと当期の正味財産額になることを押さえられているか、ということになります。