マンションのゲスト専用パーキングのトラブルを防ぐヒント

 

「迷惑駐車を撲滅!来客用駐車場の運用ルール」という記事。

 

2873915355_92c540e11c_m photo by Iván Santiesteban

 

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迷惑駐車を撲滅!来客用駐車場の運用ルール | いいマンションに住みたくて
迷惑駐車を撲滅!来客用駐車場の運用ルール …

 

ゲスト専用スペースなのに、誰がが恒常的に使っちゃってる、なんてトラブルもあるようです。

やはりちゃんとルールを作っておかないと、違反者がでたときにそれは「違反である」ということが言えないのはもちろん(「そんなことは常識でしょ?」となじっても、確信犯は「いつ誰が決めたんだ」とか「誰にも迷惑かけないんだからいいだろ」とか理不尽な反論にも対抗できなくなります)、有効な対策もとりにくくなります。既成事実があると、あとからそれを覆すのは難しくなることも、問題を深刻化させます。

 

ポイントは、

・届出制を明文化する

・使用時間や車窓への連絡先の表示など細則を定める

・料金を徴収する

の3つ。ゲスト専用のパーキングが管理組合管理であることを区分所有者や居住者、利用者に周知しておくことがまず第一歩。そして総会決議で細則が定められていることで、法的にも対処できるようになります。料金を徴収していることは、管理の主体者が管理組合であることをはっきりとさせるものになります。

迷惑駐車が発生した場合は、まずは写真に撮っておくこと。これを玄関の掲示板やエレベーター内などに貼っておくと効果があることは、私も経験済みです。ついでに違反駐車をしている車のワイパーにも挟んでおきましょう。

 

ちょっと費用はかかりますが、防犯カメラの導入も効果があります。

 

記事では管理員やコインパーキングの活用に言及していますが、違反駐車が起きるのは管理員の勤務時間外が多かったりしますし、管理会社の委託の範囲で「犯人探し」と「通告」などをするのは現実的ではないかもしれません。この点はあまり期待できないかなというのが正直な感想です。コインパーキングの設置は費用対効果ですが、トントンで御の字であると考えれば、導入もありかなと思います。でも、コインパーキング会社が取り締まってくれるのは料金を払わない利用者で、違反しているかどうかは判断してくれないから管理には注意が必要かもしれません。