マンション組合費570万円詐取 #マンション管理

またまたマンションの管理会社社員による横領のニュースです。

マンション組合費570万円詐取 – マンション管理組合ニュース
管理業務を請け負っていたマンションの管理組合の口座から現金約570万円をだまし取ったとして、大阪府警は6日、詐欺と有印私文書偽造・同行使の容疑で、大阪ガスグループのマンション管理会社「大阪ガスコミュニティライフ」(大阪市中央区)の元社員、田村方人(まさと)容疑者(39)=同市淀川区西中島、懲戒解雇=を逮捕した。 …

 逮捕容疑は同社社員だった昨年3~5月、管理業務を担当していた大阪市内のマンション管理組合の通帳や印鑑を勝手に使い、架空の修繕工事費名目で、口座から3回にわたって現金を詐取したとしている。容疑を認めている。

 同社の社内調査によると、3棟のマンション管理組合で計約6800万円が不正に引き出された疑いがあり、府警は余罪を調べる。

ニュースからだけでも、管理組合は通帳と印鑑をこのフロントマンに預けていた模様。

管理組合の理事長が過失を問われかねない案件ではないでしょうか。

管理会社の監督責任はもちろん問われるでしょうが、管理組合側も信頼関係という名目の上にあぐらをかくことなく、チェック機能を果たすという最低限の責務は果たさなければなりません。

フロントマンの「こうしたほうが手間がかかりませんよ」という甘い言葉にのせられず、手順を守ってこその“職務”だということを思い出してください。

自分の家の通帳と印鑑だったら、たまにしか会わない人に預けるかどうか。

こうした「あたりまえ」のことが、管理組合のリスクを軽減してくれることになるはずです。