管理会社の管理規約に関する問い合わせが増加傾向?「マンションの苦情相談、トップは”管理組合関係”」 #マンション管理

マンション管理業協会は、マンション管理会社の元締的な組織。私も管理業務主任者の登録実務講習でお世話になりました。

ここが発表した2012年度の苦情相談受付状況は、総数で微減。しかし、管理組合関係の相談が4000件と横ばいで、結果的に総相談数に占める割合は多くなっているという傾向が出ているようです。

私も総会などが荒れたり、管理会社への不満があるときなどは、マンション管理業協会へ申し立てをしようかと思うこともありますが、したことはありません(まだ)。

「管理組合役員が同107件減の794件、居住者が同162件減の642件、その他が同22件減の276件」と、年間で2000件弱のクレームがマンション管理業協会に寄せられているという事実は、見逃せないのではないかと思います。

クレームの内容が調べられたら、続報したいと思います。

マンションの苦情相談、トップは”管理組合関係”–相談比率が増加傾向 (マイナビニュース) – Yahoo!ニュース
マンション管理業協会はこのほど、2012年度(2012年4月~2013年3月)の苦情相談受付状況を発表した。それによると、2012年度の苦情相談受付件数は6,085件となり、前年度の6,336件と比べて3.96%減少した。 …

相談内容を見た場合、トップは管理組合関係の4,296件で、前年度より56件減少したものの2年連続で4,000件を突破。次いで、法令関係が同135件減の1,776件、管理会社関係が同98件減の1,118件、その他が同95件減の547件となった。全般的な相談件数が減少する中、管理組合関係の相談の比率は増加傾向にあることがわかった。

相談項目については、管理規約・細則が前年度比5件減の1,995件で最多。以下、マンション管理適正化法が同190件減の1,391件、総会・理事会運営が同9件減の788件、管理委託契約が同28件減の581件、管理組合財務・会計が同12件減の429件、管理会社の対応問題が同40件減の368件、管理費など滞納が同6件増の155件、その他が同106件減の2,030件となった。管理規約・細則関連の比率は年々増加している一方、マンション管理適正化法に関する相談は相談件数、比率ともに減少傾向にあるという。