平成24年度マンション管理士試験が行なわれました

 

昨日の11月25日に平成24年のマンション管理士試験が行なわれました。

 

そもそも、「マンション管理士」ってなんだ?

というところからの説明が必要ですね。

 

マンション管理士(マンションかんりし)は、マンション管理組合のコンサルタントに必要とされる一定の専門知識を有している事を証明する国家資格であり、マン管とも呼ばれる。(引用:Wikipedia)

 

国家資格として認定するために、年に一度の試験が行なわれます。

私は昨年(平成23年)に受験して、なんとか合格することができました。

昨年の試験の概要はこちら。

 

財団法人マンション管理センター|マンション管理士関係|マンション管理士試験|合格者概要

 

昨年の合格率はちょっと高めでしたけれど、例年1割以下と、

国家資格の試験のなかでも「難関」だと言われているようです。

 

私は昨年の春先に受験を思い立って、独学では1年で合格できないだろう

と考えて、通信教材を購入することにしました。

 

テレビや雑誌などのコマーシャルでも有名な「ユーキャン」です。

 

ユーキャンのマンション管理士・管理業務主任者講座|わずか7ヵ月でダブル合格が目指せる!

 

一括払いで65,000円ですが、私は分割払いにしました。

3,850円の17回払いで、合計65,450円と、金利は低いですね。

ただし、1回毎に振込手数料がかかります。郵便局でもコンビニでも。

なので、私は終盤の5回くらいはまとめて支払ってしまいました。

 

申し込むと、こんな教材が小包で届きます。

 

 

テキストと問題集という構成です。

資格試験のための勉強を始めたのは4月下旬くらいからだったでしょうか。

試験の申し込みが8月あたまくらいだったので、それまでにはひととおり

テキストと問題集に目を通していられるようにと考えていました。

 

午前中の2時間ほどを試験勉強に当てて、自宅では集中できないので、

近くの図書館へ通っていました。

 

ユーキャンでは、毎月、カテゴリーごとに模擬試験の提出があって、

これも学習の進行の目安になりました。

2時間で模擬試験を解いて、ユーキャンへ送付すると、採点と添削が

されて送り戻されます。

 

6月くらいまではダメダメでしたけど(民法関係だったせいもありますが)、

7月くらいからは問題の解き方のコツもつかめるようになって、

ボーダーラインの得点をマークできるようになって来ました。

 

こういう追い込みシステムが確立されているのも、

通信教育のノウハウをもった大手ならではだと思います。

 

11月に入ってからは、テキストを読み返すよりも、1問でも多く

過去問を解くようにしました。

過去問自体が、忘れていたポイントのチェックにもなるので、

効果的です。

 

資格試験の多くがそうであるように、試験問題は引っ掛けが多いです。

引っ掛からないように確実な知識を蓄える、という方法もいいですが、

短期で目的を達成するためには、「試験慣れする」ほうがいいと思います。

 

実際の試験会場では、自分が思っている以上に緊張するようで、

そのなかで問題を熟読して、蓄えた知識を的確に当てはめるのは

ハードルが高いんじゃないでしょうか。

 

少しでもハードルを低くするためには、問題のパターンを掴んでしまうこと。

引っ掛け問題は、どの部分を引っ掛けることが多いのかを

予め予想できるようにしておくことが、対策として有効です。

これは体験上のアドバイスですので、もちろん100%テキストを

読み込んで、完璧な知識を準備してから試験に臨むのが理想です。

 

でも、ほんとにイヂワルな引っ掛け問題が多いんですよね~。

 

来年、頑張ってみようかなと思っている方に、エール代わりに

書いてみました。